医学研究科长メッセージ
金沢医科大学大学院医学研究科は、医学?生命科学全般にわたる幅広い学识を基に、独创的な医学研究あるいは高度な専门医疗を生涯にわたり自立して遂行し、医学の进歩に贡献できる医疗人の育成を目指しています。
金沢医科大学は1982年度に大学院を设置しました。その后、科学技术の発展や社会构造の変化により高度化?多様化した医疗ニーズに対応するため、大学院组织の再编を行いました。2003年度にスタートした新しい大学院医学研究科では、専攻を「生命医科学」の1つとし、その中に基础医学と临床医学を融合させた3つの専门分野(生体机能形态医学分野、生体制御医学分野、健康生态医学分野)を设置しました。金沢医科大学大学院医学研究科には、以下のような特长があります。
全学的な教育研究体制
3つの専门分野それぞれにおいて、基础医学讲座、临床医学讲座、総合医学研究所の教员による复数教员指导体制をとっています。これにより、基础医学と临床医学の枠を超えた学际的?复合的な研究を推し进めています。 2020年度には、「学生の受け入れ方针(アドミッション?ポリシー)」と「学位授与方针(ディプロマ?ポリシー)」が改订され、ディプロマポリシーを达成するために「教育课程の编成?実施方针(カリキュラム?ポリシー)」に则ったカリキュラムにより教育が行われています。
多様な受け入れ体制
社会人の入学生を受け入れるため、同じ讲义?演习を昼と夜に2回行う昼夜开讲制を2006年度から导入しました。また、中国姉妹校をはじめとする海外留学生の受け入れを积极的に行っています。さらに、初期临床研修2年次から入学できる制度を2013年度から开始しました。2021年度からは、医学部第4~6学年の间に大学院医学研究科の共通科目を修得し、医学部卒业后、本学病院での初期临床研修开始と同时に大学院医学研究科に入学して研究を开始することができる研究医コースが开设されました。
&苍产蝉辫;新たな医疗ニーズに対応した教育课程コースの设置
高齢化が进む现代において、癌や认知症を専门とする医疗人の育成が求められています。これらの医疗ニーズに対応するため、2007年度から文部科学省补助事业「北陆がんプロフェショナル养成プログラム」、2014年度から同「北陆认知症プロフェショナル医养成プラン」さらに、2022年度から同「医歯工法连携による次代の法学者および地域関连人材の养成」による、がんおよび认知症専门医および临床法医学者养成系コースを新たな教育课程コースとして设置しました。これらは、北陆等の复数の医科系大学が共同で取り组んでいるプログラムで、最先端の滨罢机器によるテレビ会议や别-尝别补谤苍颈苍驳のシステム中心に讲义?演习が行われています。さらに、2016年の再生医疗センター开设に伴い、2017年度から「再生医疗学」を新たな専门科目として开讲しました。
また2019年度からは、研究计画から论文作成まで幅広く助言?指导を行う全学的な组织である临床研究支援室が设立され、学位取得に向けて大学院生を全面的に支援する体制が整いました。
医疗の高度化?多様化に伴い、医学?医疗の分野において、生涯教育が求められています。金沢医科大学大学院医学研究科の修了生には、各分野の第一线で活跃されると共に、次世代の医疗人の育成においても指导的な役割を果たしていただきたいと愿っております。