2024/02/06
採択
生理学Ⅰ 古山 貴文 講師/中冨健康科学振興財団 令和5年度研究助成
研究课题「缝线核ドーパミン神経による疼痛制御の神経机构」
痛みは、生存のために必要な信号であるが、慢性的な痛みは、患者の蚕翱尝を低下させ、うつ病や不安障害などの精神症状を発症させる。そのため痛覚受容や调节机构の解明は、疼痛治疗の革新や二次的精神障害を改善させるために非常に重要である。中枢性の疼痛调节として中脳水道灰白质、青斑核、缝线核が下降性に疼痛を抑制している。その中で缝线核はセロトニン作动性の神経核であるが、过去および私たちの研究から缝线核から中脳水道灰白质腹侧にかけてドーパミン神経も密に存在しており、疼痛に関わる扁桃体や分界条床核に强く投射していることが明らかになった。しかし、①扁桃体や分界条床核のドーパミン浓度をどのように制御し、疼痛制御しているのか?、②缝线核ドーパミン神経が扁桃体や分界条床核のどの细胞と结合し、疼痛调节をしているのか?については、不明な点が多い。そこで本研究では、ファイバーフォトメトリー法を用いて、疼痛时の扁桃体?分界条床核のドーパミン浓度?神経活动変化を同时计测する実験环境を构筑し、缝线核ドーパミン神経と疼痛制御の连関について明らかにする。
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