2024/04/18
论文
本学病院病理部 副技師長 大兼政 良育 細胞検査士の症例報告「A Unique Surgical Case of Mixed Metaplastic Breast Carcinoma With Heterologous Mesenchymal Differentiation and Conventional Adenocarcinomatous Elements」がCureus誌に受理、公表されました。
化生癌と诊断し得た乳腺穿刺吸引细胞诊の1例
【はじめに】化生癌は、上皮肿疡成分が扁平上皮や间叶系成分などに分化したものの総称で、発生频度は全乳癌の1%以下と稀な组织型である。今回、乳腺に発生した化生癌の1例を経験したので报告をする。
【症例】60代、女性。左乳房肿瘤にて手术、加疗のため绍介受诊。来院时の乳腺エコーでは左乳房颁顿区域に25㎜大の境界粗造な不整形低エコー肿瘤が见られ、穿刺吸引细胞诊および针生検が行われた。
【细胞所见】血性で炎症细胞を背景に、核肿大、核形不整、クロマチン増量した异型细胞が弧在性~结合の缓い集块で多数认められた。判定は悪性で乳管癌と报告した。
【組織所見】針生検では、pleomorphic leiomyosarcomaが疑われ、乳房切除術が施行された。手術材料では、9割程度は針生検で認められた像と同様で、さらに、軟骨?骨といった間葉系分化を示していた。しかし、1割程度の成分は、scirrhous type の浸潤性乳管癌の像を示しており、両者の成分は混在、移行していた。以上から、化生癌と診断された。
【まとめ】浸润性乳管癌と间叶系の分化を示す成分が混在した化生癌を経験した。化生癌は稀な疾患であり、悪性度が高く他の浸润性乳管癌と比べ予后不良とされている。本例は细胞诊では明らかな异型细胞が出现し悪性と判断するのは容易であった。しかし、再镜検にて骨基质と思われる部分や纺锤形の间叶系细胞の存在が窥われ化生癌を示唆する所见が确认できた。细胞诊において详细な観察により特殊型を示唆する所见を见つけることは迅速な诊断の一助になると考えられた。
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