2024/07/09
论文
臨床病理学教室 大学院生/短期研究員の 劉 堯 先生の症例報告「Fluid Overload-Associated Large B-Cell Lymphoma with Light Chain Restriction Type Plasma Cell Infiltration: A Case Report」がAmerican Journal of Case Report誌に受理掲載されました。
Fluid overload-associated large B-cell lymphoma(FO-LBCL)は、新たにWHOの腫瘍分類に追加された悪性リンパ腫である。胸水、腹水、心嚢液中に発生するものの、明らかな腫瘤形成等は確認されない。原発性体腔液リンパ腫と類似しているが、HHV8が陰性になる点で異なる。我々は 80 歳男性のFO-LBCL症例を経験した。患者は息切れを主訴に来院し、右胸水貯留が指摘された。胸水穿刺が行われ、胸水細胞診で悪性リンパ腫が疑われたが、反応性変化との区別が困難であった。その後胸膜生検が行われ、組織病理学的検査と免疫組織化学により、FO-LBCL の診断を確定した。1 年間の経過観察後、病状は進行し、患者は再発により死亡した。今回の症例報告では、この稀で新たなリンパ腫分類であるFO-LBCLについて、診断と治療経過について報告した。
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